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実際の様子
毎月28日は、不動明王のご縁日です。
「縁日」とは、『仏さまとの「縁(ゆかり)」が深いとされる日』のことで、この日にご参拝いただくと、普段よりも「深いご縁」を授かるとされています。
当山の縁日護摩の特徴は、まず一人一人僧侶が錫杖にて「お加持」をし、お加持を受けられた方から、内陣に入り護摩壇横にて「加持棒」を自ら炉に投入致します。次に「内内陣」(ご本尊さまの御前)にて、「焼香」祈願していただきます。最後に「縁日限定木札」をお受け取りください。
また、ご祈祷終了後は、「法話」がございます。
ご参加の流れ
①事前のご予約は不要です。当日のお時間になりましたら、直接本堂にお越しください。
なお、途中入退場も可能ですので、お時間に制約がある方も遠慮なくご参加ください。
本堂正面のスノコが置いてあるところからお入りください。
②本堂に入ったら、正面向かって左手にて、お名前のご記入をお願いいたします。
ご参拝者氏名を導師が読み上げし、ご祈願いたします。
③お名前を記入された後は、その場で経本を受け取ってお好きなお席に座り、開始時刻までお待ちくださいませ。
④お勤めが始まりしばらくしますと、加持棒をお配りいたしますので、お受け取りください。
⑤案内に従って、正面向かって左前に移動していただき、お加持をお受けください。
⑥内陣に進み、目線を低くし壇線(縄)の下から、加持棒を護摩壇の中に投じてください。
⑦内内陣に上がり、焼香をしてください。
(一回焼香でお願いいたします。)
⑧内内陣から右側の方へ降りていただき、〈縁日限定木札・おさがりのお供物・不動尊通信〉を受け取り、席にお戻りください。
⑨お勤めの終了後に法話をいたします。
「お加持」は、僧侶が参拝者の背中に錫杖を当てお加持いたします。
「焼香」は、内内陣のご本尊さま御前にて香を手向け祈願をしていただけます。内陣、内内陣に入ることができるのは、この日のみとなります。
「加持棒」は、法要開始後、お渡しいたします。その加持棒をもって身体の痛いところなどに当て、自身の苦痛を移す気持ちでさすります。その加持棒を自らの手で、護摩の中に投入していただきます。
「縁日限定木札」は、毎月授与しておりますので、新しく授与された際は、前回のお札を「古札納め所」にお納めください。
その年の最初の縁日を総じて「初不動」、最後の縁日を「納め不動」と称し、当寺でも、毎月28日に不動縁日大護摩供を、厳修いたします。
月に一度、お不動さんとのご縁を授かりに、是非いらしてください 。
不動縁日大護摩供式次第 | |
10時00分 | ご祈祷開始 |
10時15分 | 護摩点火 |
10時30分 | お加持作法 |
11時00分 | 終了 |
11時〜 | 法話 |