ご祈祷の流れ
【ご来山いただける場合】
①お参りに来られる日が祈祷日かどうか確認してください。
→祈祷日の場合は、ご予約なく祈祷時間に合わせてご来山くださいませ。(祈祷日下記参照)
→祈祷日でない場合は、お電話にてご予約の上ご来山くださいませ。
②ご祈祷開始時間の10〜15分ほど前に寺務所にお越しいただき、申込書をご記入いただきます。
③本堂に椅子を設置しておりますので、開始時間まではこちらでお待ちくださいませ。
④ご祈祷を厳修いたします。
⑤終了後にお札を授与いたしますので、ご自宅にお祀りくださいませ。
【郵送を希望される場合】
①お申込は、寺務所までお越しいただく、もしくはお問合せフォームより下記内容をご連絡くださいませ。
・祈願主氏名
・生年月日
・ご住所(郵送先)
・祈祷項目
・(車輌祈祷の場合のみ)ナンバープレート
②志納料の振り込み先について、メールにてご連絡いたしますのでご確認をお願いいたします。
③明朝のお勤めにて、ご祈祷をさせていただいた後、郵送いたします。
ご祈祷日
【土曜、日曜、祝日、大安、1日、15日】
※ご祈祷日にご来山の皆様におかれましては、ご予約は必要ありません。
(大安以外の平日をご希望の際は、事前予約が必要となります)
ご祈祷開始時間
【午前】 09:30 10:00 10:30 11:00 11:30
【午後】 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00
※ご祈祷開始希望時間の15分前に寺務所までお越しいただき、用紙にご記入ください。
※【28日にご祈祷をお考えの方】毎月28日は、ご本尊不動明王ご縁日にあたり、10時から不動縁日大護摩を厳修しております。その為、ご祈祷時間に変動がございます。詳しくは、お電話にてお問い合わせください。
特別祈祷(当日、本堂にてご祈願を行います。さらに翌日から申し込まれた期間お勤めいたします) | |
1ヶ月 (祈願1つ) | 志納金 10,000円 |
3ヶ月 (祈願1つ) | 志納金 20,000円 |
6ヶ月 (祈願1つ) | 志納金 30,000円 |
12ヶ月(祈願2つ) | 志納金 50,000円 |
その他 | |
家祈祷 | 志納金 35,000円 |
地鎮祭(現地) | 志納金 55,000円 |
本堂での地鎮祭 | 志納金 20,000円 |
お葬式(真言宗) | 志納金 お電話ください(電話:06-6854-1692) |
開眼・撥遣作法(お墓や仏壇、位牌等) | 志納金 20,000円 |
※ご回向・ご供養に関しては、こちらでご確認ください。
ご祈祷について
豊中不動尊は島熊山の自然のもと、閑静な住宅街にとけこんだ落ち着いた雰囲気のお寺です。建立以来「ご祈祷寺」として、年間2000件を超えるご祈祷を承っております。
車両祈祷を始め、厄除け、家内安全、お宮参り(初参り)に七五三、十三まいりと人生の節目を共に乗り越えるお手伝いをいたします。
お寺の最大の魅力は、「人生を共に歩める」ということです。一年の節目である新年にご祈祷を受けられる方、また人生の節目節目にご祈祷を受けられる方。
お宮参り(初参り)は、この世に生を受けまず最初に受けるご祈祷で、仏様とのご縁を頂き、七五三、十三まいり、19歳、25歳の厄除けや受験に向けての合格祈願、就職成就祈願。
結婚の節目には、仏前結婚式。子供を授かった際には、安産祈願。33歳、42歳の厄除け祈願。
病気になった時は、当病平癒。還暦や喜寿、米寿などの「祝い年」も節目にあたりますので、厄除け祈願。新しい家を建てる際には、不動明王の化身である「地神」へ祭壇を設け供養を修します。引っ越しをされた時は、「方難避け」の祈祷をお受けください。そして、一生を終えた時には、お葬式。その後の回忌での追善供養。
このように、人の人生にずっと、寄り添えることができるのが、お寺の素晴らしいところではないでしょうか。
交通安全のすすめ
ご祈祷のQ&A
「加持祈祷」ってなに?
「加持」とも「お加持」とも「祈祷」とも言います。
当山ご本尊は、お不動さまです。よって、不動明王のご真言を一心にお唱えいたします。これを「真言念誦」と言います。
掌を合わせて精神を集中し不動明王を念じ、ご真言をお唱えしますと、ご本尊不動明王さまの身・語・意三密と、私(自身)の身・語・意三密とが、加持感応(互いにとけ合い)し、ご霊徳によってご霊験・ご利益(りやく)に浴することができるのです。どんなことに遭遇しても、決して動じたり、うろたえたりすることなく、お不動さまのお力をいただけます。
真言宗開祖である弘法大師 空海さまは、加持について以下のように答えておられます。
「加持とは、 如来の大悲と衆生の信心を表す。 仏日の影衆生の心水に現ずるを加と言い、 行者の心水よく仏日を感ずるを持と名づく」
常に仏さまの大悲のお心は、私たち衆生に向けて、そそがれておられます。私たち衆生の心の湖面が、ピタッと波打つことなく静まった時、仏さまの仏日が綺麗に湖面に映し出されます。この状態を「加持感応」と言うのです。
例えるならば、電波を受信するラジオと似ていると思います。電波は、私たちの目には見えませんが、発信されています。ラジオのダイヤルを回し合わせることで、音楽や声が流れてきます。
祈り(いのり)とは、「意を乗せる」とも言い、心をお経に乗せてお不動さまに届ける。ご祈祷には、祈願主さまの想いを届けることが、一番大切なことになります。僧侶が全力で一心にお唱えをいたします。その姿、その空間に身を置いていただくことで、自然と心も穏やかになり、祈願主さまも一所懸命、手を合わせられることでしょう。
新年元日から15日間・毎月28日のみ「護摩」厳修 「護摩」ってなんですか?
護摩とは、ご本尊さまの前に壇を設け、いろいろなお供物を捧げ、護摩木という特別につくられた薪に「願い」を書き、その薪を焚いて不動明王さまを祈る密教の秘法です。
護摩の火は、不動明王の智慧を象徴し、薪は煩悩を表しています。五穀・五香などを投じ、香油を注ぎ供養する護摩の儀式を通して「むさぼり・いかり・おろかさ」という心の迷いによる煩悩(ぼんのう)を不動明王の智慧の炎で焼きつくし、皆様の願いが清浄な願いとして高まり成就することを祈ります。
なんでもお願いしていいの?
当山では、毎朝お護摩を焚きお勤めをしております。
お顔はとても険しいですが、これは覚悟の表れで、もっとも救い難いとされる、様々な煩悩にまみれる私たち衆生をも、場合によっては、力づくでも救い上げようとしてくださる仏様です。
心願成就、厄除祈願、家内安全、災難消除、息災安穏、交通安全といった、様々な願いを聞き届けてくださいますので、どのような願いでも、あなたが心からお祈りをささげ、成就に向けての努力を欠かさないことを、仏さまに誓いを立てたなら、通じるのではないでしょうか。
お札の向きは、どうすればよいですか?
ご祈祷がおわりましたら、ご祈祷札をお渡しいたします。
自宅に帰られてからは、お仏壇など、目線より高いところに南か東に向けてお祀りし、日々手を合わせる対象としてお祀りください。
このお札は、願のこもったものですので、1年間大切 に祀ってください。
1年後、または願いが成就した際には、当寺までお持ちください。「古札納め所」がございます。柵をしておりますが、隙間から中の台に納めていただけます。