毎月28日は、不動明王の縁日です。
「縁日」とは、『仏さまとの「縁(ゆかり)」が深いとされる日』のことで、この日にご参拝いただくと、普段よりも「深いご縁」を授かるとされています。
当山の縁日護摩の特徴は、まず一人一人僧侶が錫杖にて「お加持」をし、お加持を受けられた方から、内陣に入り護摩壇横にて「壇木」を自ら炉に投入致します。次に「内内陣」(ご本尊さまの御前)にて、「焼香」し祈願していただきます。外陣に出られる際に「縁日限定木札」を授与致しております。
また、ご祈祷終了後は、ご住職から「法話」がございます。
【詳細説明】
「お加持」は、僧侶が参拝者の背中に錫杖を当てお加持いたします。
「焼香」は、内内陣のご本尊さま御前にて香を手向け祈願をしていただけます。内陣、内内陣に入ることができるのは、この日のみとなります。
「壇木」は、法要開始後、お渡しいたします。その壇木をもって身体の痛いところなどに当て、壇木に自身の苦痛を移す気持ちでさすります。その壇木を自らの手で、護摩の中に投入していただきます。
「縁日限定木札」は、毎月授与しておりますので、新しく授与された際は、前回のお札を「古札納め所」にお納めください。
その年の最初の縁日を総じて「初不動」、最後の縁日を「納め不動」と称し、当寺でも、毎月28日に不動縁日大護摩供を、厳修いたします。
月に一度、お不動さんとのご縁を授かりに、是非いらしてください 。
不動縁日大護摩供式次第 | |
10時00分 | ご祈祷開始 |
10時15分 | 護摩点火 |
10時30分 | お加持作法 |
11時00分 | 終了 |
11時〜 | 法話 |