みなさん、こんにちは。
猛暑の折、いかがお過ごしでしょうか。
さて、去る8月14日(金)、「第九回 島熊山能面祭」が、当寺にて開催されました。
今年で、第9回を迎える「能面祭」。
当寺能舞台を、毎回会場としてご利用頂き、大変光栄に感じております。
全国27都道府県より、面打ちを趣味とされておられるの方々から、計189面ものご応募がございました。
今回も、梅若玄祥先生(人間国宝 )、大槻文藏先生、山本博通先生ほか、四名の諸先生方による厳正なるご審査を頂き、例年に比べ、さらに厳しい審査基準(「能舞台で使えるか」「課題曲に使えるか」との基準)を、見事クリアされた方々の作品が、8月16日、発表・表彰されました。
入選数は、前年のおよそ6割、18面。
入選数の減少は、
「他の曲で使用できる出来栄えであっても、課題曲に使えなければ、あえて入選とはしなかった」とのことで、「むしろ技術面では、年々向上している。大変喜ばしい事である。」とのお話もうかがいました。
(※入選作品は、来る10月18日(日)、東京梅若能楽学院・梅若会定式能 にて、実際の舞いで使用される予定です。)
日本の伝統芸能に無くてはならない能楽(能面)の振興に、 微力ながらお手伝いが出来たことを、住職ほか職員一同、大変誇らしく感じております。
来年度は、節目の十回、十周年を迎えます。
日頃馴染みの薄い方にも、ぜひ見て感じて頂きたい、「お能」の世界。
益々のご発展を、お祈りいたします。
詳しい内容、その他、お問い合わせ先:島熊山能面祭実行委員会