今年も豊中不動尊にツバメ が帰ってきました。
生き物にとって一番大切なことは、「子孫を繋ぐ」こと。生きとし生けるものは、本能で自分の子孫を残す為に必要な場所を探し、選び、時間と命を費やします。ツバメたちは、誰に教えられたわけでもなく本能により30年間、命をつなぐ為、豊中不動尊を選んでいます。
その理由は間違いなく、万葉集に詠まれるほど古くからある「島熊山」という自然の森のおかげです。Google マップで上空からみると、想像を超える広さに多くの自然が今も残っています。この自然の森がなければ、お寺が巣作りの場として選ばれることもなかったでしょう。
「生き物に本能で選ばれる」神秘的でステキな感じがしませんか。
ツバメたちが命を繋ぐ場として選ぶこの地を維持し見守っていくことも素敵なことだと思います。
そこで、昨年に引き続き鳥類標識調査員の久下さんをお迎えし【ツバメに学ぼう】を開催いたします。
普段何気なく見ているツバメですが、そこから学ぶことがたくさんあるはず。
例えば、全力で子育てをする姿には、頭が下がります。(1時間に40回ほど餌を運んでいるそうです)
詳しくは、鳥先生の久下さんに当日尋ねましょう。
【ツバメに学ぼう】式次第
日 時:6月20日(日) 11時〜(約1時間)
7月10日(土) 11時〜(約1時間)
※緊急事態宣言の延長に伴い、当初の6月20日から7月10日へ延期とさせていただきます。
会 場:豊中不動尊 能舞台
講 師:鳥類標識調査員 久下さん
ご参加:先着限定30人(コロナ感染対策としまして)
申込み:寺務所にて申し込み下さい
参加費:500円(入場引換券をお渡します)