ここ豊中不動尊では、お護摩を焚いて朝の勤行をしております。功德というのは、どこにあるのでしょうか?それは、お護摩を焚いた後の「お片付け」にこそ功德があるのだと思います。
誰も見ていないところにこそ、目に見えないところにこそ
本当の功德、教えが隠されているのではないでしょうか。
さて、みなさんは、悩み事があったときは、どのように解決されてますか?
仏教では、手と足を止めて「考える」ことをすすめております。これを「瞑想」とも言います。「何も考えない」のを瞑想とは言いません。何も考えなければ、そもそも仏教も興らなかったことでしょう。
悩みがある時こそ、手と足を止めて考え、自分と向き合う時間を作りましょう。自分で時間を作ることが、悩みを解決に導くための第一歩ではないでしょうか。
日常の中ではなく、非日常である空間に身を置くことで、普段では「考えつかない」ヒラミキも得ることでしょう。
悩みごとの解決策の一つとしては、物事を「正しく見る」ということが大切でしょう。
「正しく見る」ためには、やはり身を慎む必要があります。身を慎むとは、仏教で言う「十善戒」をよく守ることになります。一般的には、人としての倫を守るのようなものです。
「朝カツ」されてみてはいかがでしょうか。
そして、朝の清々しい空気の中、お不動さんに手を合わせ、この四苦八苦ある世界を乗り越えるために、お祈りされてみてはいかがでしょうか。
当寺では、ひっそりと「朝カツ参り」をおすすめしております。(^^)