一年の始まりと終わりには、神社仏閣へ新年の挨拶と一年の感謝をご報告していただくのが丁寧ではないでしょうか。それが皆様におかれましては、まさに「ケジメ」につながる行事ともなりましょう。「ケジメ」とは、「気を締める」という意味になります。また「気」を国語辞典で調べると【 生命・意識。心などの状態や働き。】とあります。
一年間、歩まれ積み重ねてきた生命の営みである「気」を、一年の終わりに感謝の気持ちと共に一度締め、新年を迎えると共に改めてその気を開き進み出すその行為こそが、年末年始のお参りにあたります。
物事には、始まりがあれば終わりがあります。水道の水も「出しっぱなし」というわけにはいきません。人生も一年単位で締めては開いてみてください。その「ケジメ」が節となり、竹の如くしなやかに折れることなく真っ直ぐ伸びていく人生となるのだと思います。
そこで、当山では、大晦日から元旦にかけ「大晦日特別大護摩祈祷」を一座限定で厳修致しております。三十一日(大晦日)の二十三時から年明けまでの九〇分、僧侶と共に本堂にて時間を共に致します。一年の振り返りから新年に向けての目標を定め自身と対峙する「場」としていただければ幸いです。
不動明王は、どのような願いも、みなさんが、真に心から成就を願い、努力を重ねられれば、きっと聞き届けて下さいます。
年末年始は、すべからく忙しい事と思われますが「時間」は命・お金と同じぐらい大切です。いつものお正月の準備を少しだけ効率的に行い、是非ご参拝頂きたく思います。
旧年中の執着を焚き清め、新年にむけての新たな一歩を、不動明王さまとともにお迎えください。
・ご祈祷志納料:50,000円
・限定10名
・祈祷終了後【祈祷札・奉酒・木彫り干支置物・破魔矢】授与
タイムスケジュール
大晦日・新年大護摩特別祈祷式次第 | ||
大晦日 | 22時30分 | 寺務所集合 |
22時50分 | 上堂 | |
23時00分 | 読経開始 | |
元旦 | 24時00分 | 護摩点火 |
24時30分 | 終了 |
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