本年も、2月となりました。
今年は、例年に比べても一段と厳しい寒さですが、皆さまも体調にはくれぐれもご注意くださいませ。
さて当山では、「星祭り結願法会」を、本年も、2月10日午前十時より1座のみ厳修いたします。
真言宗の教えでは、特に北斗七星の七つ星を「本命星」(「七曜星」とも呼ばれます。)として崇めて参りました。
この星はあなたの守護星となり、一生変わることはありません。
馴染みのない方であっても、お正月には、一年の運勢・吉凶を占う書籍などで、ご自身の守護星を調べられているのではないでしょうか。
これは、九曜という九つの星から判断するもので、「当年星」は九年に一度巡ってくるあなただけの守護星であり、干支の「当たり年」同様、運気も高くなる「当たり星」がある一方で、大きな災いに注意が必要とされる年もあります。
それらの災いを避けるためにも、「星祭り」は行われているのです。
「当年星供」と呼びます。この法要、丁寧には、古来より七日間と定められており、七日目に、満願(最終)日を迎えます。
満願(最終)日を、「結願」と呼ぶことから、特に「星祭り結願法会(けちがんほうえ)」とよばれています。
法会終了後、すべての方々の健康と安寧を願い、堂内にて、恒例の「豆まき」を11時より執り行います。
どなたでもご参加いただけます。ぜひご来山、お立ち寄りくださいませ。
豊中不動寺
住職